家の神棚

神棚はどうしましょう?

 

新しく家を建てたのは良いけど、神棚まで考えていなかった。

作ってのはみたモノのどうお祀りするのが良いの?

 

そんな人は多いのでしょう

 

で少しばかり解説しておきます


置き場所

  • 東向きや南向き
  • 正常で、人の頭より高いところ
  • 神棚の上は人が通らない

 

  • マンションなど、上階に人が住んでいる場合は、神棚の上部に「雲」や「天」と書いた紙や「雲板」と呼ばれるものを貼ります

三社造りや一社造りが一般的。モダンなものもありますが、檜でできているのがよろしいかと。

 

お札はどう入れれば?

  • 三社造りの場合は、中央に神宮大麻(おおぬさ)、向かって右に氏神さま、左に崇敬している神社のお神札の順
  • 一社造りの場合は、一番手前に神宮大麻、次に氏神さま、その後ろに崇敬している神社のお神札の順
  • 秋葉さんのお札は台所にお祀りしましょう

お供えは?

宮が高すぎて届かない場合は、高めの机に置きましょう

 

⑤瓶子 御神酒

⑥水器 水

⑦高月 真ん中がお米 右が塩

 


参り方

神社での二礼二拍手一礼で

 

更に丁寧に行うならば祓詞(はらえことば)で心身を清めてからお詣りしてください


神棚拝詞  祓詞

一番最初に神棚拝詞で、心身を清めてお詣りするのが本来はよろしいかと。

神社では別の祓詞になります。

()神床(かむどこ)(あお)(まつ) ()けまくも(かしこ)

天照大御神(あまてらすおおみかみ) 産土大神(うぶすなおおかみ)(たち)大前(おおまえ)(おろが)(まつ)りて

(かしこ)(かしこ)みも(もう)さく

大神(おおかみ)(たち)(ひろ)(あつ)き 御恵(おめぐ)みを (かたじけな)(まつ)

(たか)(とうと)神教(みおしえ)のまにまに (なお)(ただ)しき眞心(まごころ)もちて

(まこと)(みち)違ふ(たがう)ことなく 負ひ持(おいも)(わざ)(はげ)ましめ(たま)

家門(いえかど)(たか) 身健(みすこやか) ()のため(ひと)のために

 

(つく)さしめ給へ(たまえ)(かしこ)(かしこ)みも(もう)


意訳

この神棚に仰ぎまつる、言葉に出し心にかけて申し上げることも恐おそれ多い、 天照大御神、この土地にお鎮まりになっている産土うぶすなの大神の御前を拝して謹んで申し上げます

 

 神々の広く厚い御恵みめぐみをもったいなく思い、高く尊い神の教のとおり素直で正しい真心によって人の道を踏みはずすことなく、 自分たちが、従事する勤めに励むことができます様に、また、家が栄え、家族も健康で世のため、人のために尽くさせてくださいと、 恐おそれ畏かしこんで(謹んで)申し上げます。


簡略もあります

祓へ給へ 清め給へ(はらへたまへ きよめたまへ)

 

最も重要な、神様への「祓い清めてください」という願いの部分