神社での参拝の作法

大まかには

  • 鳥居をくぐる
  • 手水
  • 本殿の前で軽く一礼
  • お賽銭
  • ガラガラを鳴らす
  • 二拝二拍手一拝
  • 鳥居をくぐる

になります

鳥居をくぐる

  • 鳥居をくぐる際は、立ち止まり一礼。(角度は15度)
  • 真ん中は通ってはいけません。神様の道です。
  • 鳥居の右側を歩く時は右足から、左側を歩く際は左足から

 

参道の中央は神様の通り道であり、正中(せいちゅう)と呼ばれる1番の上座です。参道の端を歩くことは、神様を敬う気持ちの表れです。

 

ただし、参道を横切らなくてはいけないときは横切りながら会釈をする、中央で立ち止まり神様の方へ向かって礼をする、といった作法で敬意をあらわしましょう。



手水 清める

  • あらかじめハンカチを用意
  • 軽く一礼
  • 柄杓を右手に持ち、水を汲み、左手にかけて清めます
  • 柄杓を左手に持ち替え、右手を洗い清めます
  • 再度、柄杓を右手に持ち替え、左手で水を受けて口をすすぎます
  • 左手を清め直します
  • 両手で柄杓を立てて、水を柄に流して清めます
  • ハンカチで口と手を拭きます
  • 最後に軽く一礼


軽く会釈と鈴とお賽銭

  • 軽く一礼
  • 紐を持ち本坪鈴(ほんつぼすず)を2,3回鳴らします。

うまく鳴らなても問題ないありません

鈴の音で参拝者を祓い清めるとともに、神様に参拝に来たことをお伝えすることになります



できれば、より丁寧に祓詞

()けまくも(かしこ)き 伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ) 

筑紫(つくし)日向(ひむか)(たちばな)小戸(おど)阿波岐原(あはぎはら)に 

(みそ)(はらえ)(たま)ひし(とき)に ()()せる祓戸(はらえど)大神等(おおかみたち) 

諸々(もろもろ)禍事(まがごと) (つみ) (けがれ) ()らむをば (はらえ)(たま)(きよ)(たま)へと 

 

(もう)すことを()こし()せと (かしこ)(かしこ)みも(もう)



二拝二拍手一拝

  • 姿勢を正します
  • 背中を平らにし、腰を90度曲げ、2回お辞儀をします
  • 胸の高さで肩幅程度に両手を開き右手を少し引き、両手を合わせないで、ずらして2回拍手をします
  • ずらした手を合わせ、手を下して、深くお辞儀をいます。

神様と人はまだ一体ではなく、神様より一歩下がることで、神を敬い讃える心を表していると言われています。拍手自体にも敬い拝む、和合という意味があります。

手を合わせることで手を合わせることで、神様と一体になります



鳥居をくぐる

  • 鳥居をくぐり抜けたなら、振り向いて一礼
  • 振り向き方も鳥居の中心(神様が通る場所)にお尻を向けないようにしてください

「お邪魔して失礼しました」という謙虚な気持ちと、無事参拝を終えられたことへの感謝の気持ちです