毎月行っている祭祀 月次祭

どんなことをしているのか? 自分の覚書にもなってます

大まかな流れ

  • 手水  心身を清めます
  • 対揖  宮司と出席者が向かい会い、一礼後本殿に向かいます
  • 修祓  心身の罪穢(つみけがれ)を祓う
  • 宮司一拝 
  • 献撰  神様に物を備える
  • 宮司祝詞奉上
  • 玉串拝礼 神様に敬意を表し、ご神威・ご神徳を受けるために祈念を込めて捧げる
  • 撤撰  お供え物をさげます
  • 対揖  社務所前に戻り、宮司と出席者が向かい会い、一礼
  • 直会  最後に神様に捧げた供物を頂くことで恩頼(みたまのふゆ)を戴きます

手水 (てみず)

清めてもらう人から見て

左:清め水

中:桶(スギやモミジの葉)

右:拭紙を入れる入れ物 拭紙受け

手水所役 上席

  • 右手で柄杓の中程を、左手はその端を持ち、水を汲んで、三度に分けて注ぎます
  • 受け手が手を清めた後、再度手に水を注ぎます
  • 受け手が口を清めた後、再度手に水を注ぎます

手水所役 下席

  • 両手にて拭紙を執り、折目を受け手側にして渡す

受け手

  • 軽く礼(15度)をします
  • 両手を洗い、
  • 両手に溜めた水で口をすすぎ
  • 両手を洗います
  • 拭紙で初めに口を、続いて両手を拭き、終わったら軽く礼(15度)をします


対揖 (たいゆう)

社務所の玄関前に整列し、宮司に合わせて礼をします

(本殿の近い側が上座)

その後宮司の後につき、鳥居をくぐる際に一礼、本殿へ移動

 

拝殿に入る前に一礼し、靴は向きを変えずに拝殿に入り着座

 



修祓 (しゅばつ)

大麻(おおまさ)

祓詞奉上の間は60度の礼

大麻でのお祓いの際は45度の礼



宮司一拝

参列者は起立し、神前に向きを変え、宮司に合わせて一拝(90度)します。

宮司が座に進みかけたら、元の姿勢に戻ります



献撰 (けんせん)

神前に神饌品を供える儀式。実際には、宮司さんが瓶子(神酒徳利)と水器の蓋をとることで表しています



宮司祝詞奉上

起立し、奉上の間深い礼(60度)をします。

 



玉串拝礼

一番緊張するところです


神官に一礼(15度)して玉串を受ける

 

受け取る際には右手は枝の根本付近を上から

左手は、葉の中ほどを下から支え持つ

 

玉串は胸の高さに持ちあげ、案(台)の前に進む

案の前で、一礼(45度)して

 

時計回りに90度回して玉串を立て、左手を右手の位置に下げて両手が同じ枝の下側を支える玉串に祈りを込めた後に

右手を葉の方にずらし、

下から支えた後に時計回りに90度回し、

 

更に90度まわして、玉串の根側を神様に向けて

案の上に捧げる

 

数歩退いて、二拝(90度)、二拍手(拍手は音を立てない「しのび手」)、一拝する。

 

同席者は代表に合わせて二拝二拍手一拝する

 

神官、出席者に一礼して席に戻る



撤撰(てっせん)



宮司一拝

参列者は起立し、神前に向きを変え、宮司に合わせて一拝(90度)します。

宮司が座に進みかけたら、元の姿勢に戻ります



対揖

社務所の玄関前に戻り、整列し、宮司に合わせて礼をします



直会(なおらい)

神道の儀式の一種で神事の最後に供物やお酒を飲食し、神様に捧げた供物を得ることにより、神様の恩頼(みたまのゆふ)を戴く

 

神事にあたり「斎戒」と呼ばれる緊張した状態から、「解斎」の状態となり、

元の生活に戻る・すなわち「なおりあう」ことを示しているとされる

通常は土器、昆布、糸スルメ。みかんなどは例大祭


土器(かわらけ)を両手で持ち、御神酒を三度に分けて注いでもらいます

一礼一拍手をして土器を取り、三度に分けて御神酒を頂戴します



お疲れ様でした

玉串奉奠は人生の中でもなかなか経験できないものです